9月は台風の発生や集中豪雨、激しい落雷などが非常に多い季節です。こうした悪天候のあとに「突然業務用エアコンの電源が入らなくなった」「異音がする」「冷暖房が効かない」といったトラブルのご相談をいただくことが増えます。
業務用エアコン、特に外に設置されている室外機は自然災害の影響をダイレクトに受けやすい環境にあります。ここでは、災害後にトラブルが起きた際の正しい対処法と、知っておくと役立つ補償制度についてご紹介します。
💡 対策:台風の「直撃前」はエアコンの電源を切るのが安全です
あまり知られていませんが、台風の猛烈な強風が室外機のファンに正面から吹き付けると、モーターが逆回転して過大な負荷がかかり、電気系統の故障を招くことがあります。安全のため、台風の直撃が予想される時間帯は、あらかじめエアコンの電源(リモコン)を切り、可能であればブレーカーも落としておくことをおすすめします。
① 台風が過ぎたら「室外機の羽(ファン)」をまず目視チェック
台風が通過したあとは、エアコンをつける前にまず外の室外機を確認してください。強風で無理な力がかかったり、飛来物が格子を突き抜けて当たったりすることで、内部のファン(羽)が破損・変形しているケースがあります。羽が壊れた状態で運転すると、激しい異音や振動が発生し、最悪の場合は周囲の重要な部品まで巻き込んで全損してしまう恐れがあるため、まずは目視での確認が鉄則です。
② 「冠水・浸水」時は絶対にすぐ電源を入れない
大雨で室外機がプールのように水につかってしまった場合、雨が引いたからといってすぐにエアコンのスイッチを入れるのは絶対に避けてください。内部の基板やモーターに泥や水分が残った状態で電気を通すと、ショートして完全に機械が壊れてしまいます。浸水した可能性がある場合は、まずブレーカーを落とし、専門業者による点検・洗浄を受けてから復旧させるのが安全です。
③ 落雷による「過電流(サージ)」での基板破損
近くに雷が落ちた際、電線を伝って瞬間的に大量の電気が流れ込む(雷サージ)ことで、エアコンの頭脳である制御基板が焼き切れてしまうことがあります。もし落雷のあとにエラー表示が出たり動かなくなったりした場合は、一度エアコンのメインブレーカーを落とし、10分ほど置いてから再度入れてみてください。それでも直らない場合は基板交換などの修理が必要です。
💡 自然災害による故障は「火災保険」の申請が可能!ただし『すぐ確認報告』が鉄則です
オフィスや店舗で加入している「店舗総合保険」や「火災保険」の補償内容(風災・水災・落雷など)によって、エアコンの修理・入れ替え費用がカバーできるケースがあります。
ここで最も重要なのは、台風が過ぎたら「すぐに」確認して動くことです。時間が経ってから業者を呼んだり申請をしたりすると、「今回の台風が原因なのか、それとも以前からの経年劣化による故障なのか」という因果関係の証明が難しくなり、保険が適用されにくくなってしまうことがあるためです。
被害に気づいたら、すぐに「室外機周辺の状況(飛来物や冠水の跡など)を写真に撮影」し、速やかに専門業者へ点検を依頼することが、スムーズな補償を受けるための鉄則となります。
株式会社エイティーズでは、自然災害による突発的なエアコンの故障やトラブルに対し、原因を正確に究明するための現地調査を誠実に行っております。保険申請にあたって必要となる「修理見積書」や「被害状況の写真・報告書」の作成についても迅速にサポートが可能です。万が一の不調の際は、二次災害を防ぐためにも無理に動かさず、まずは私ども専門家へご相談ください。
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