【よくある質問】業務用エアコンの「馬力」はどう選ぶ?部屋の広さだけで決めてはいけない理由

業務用エアコンの導入や入れ替えを検討する際、「〇馬力」という言葉をよく目にされるかと思います。家庭用エアコンは「〇畳用」と表記されますが、業務用では能力(容量)を「馬力」という単位で表します。

「うちは20坪だから、カタログの20坪用の馬力を選べば大丈夫だろう」と、部屋の広さ(面積)だけで決めてしまうと、設置したあとに「思ったより冷えない」「電気代が異常に高くなる」といった失敗に繋がることがあります。ここでは、適切な馬力を選ぶための重要なポイントをご紹介します。

① 部屋の「業種・用途」によって必要なパワーが全く異なる
同じ広さの30坪の空間であっても、一般的な事務オフィスと、火や油を多く使う飲食店(焼肉店やラーメン店など)では、必要とされるエアコンの能力は全く異なります。飲食店では、厨房からの熱や鍋からの蒸気、多くのお客様が集まることによる人の熱量などがあるため、オフィスに比べて1.5倍〜2倍以上の大きな馬力が必要になるケースが珍しくありません。

② 換気量の増加と猛暑リスク!「今までと同じ馬力」では足りない時代に
近年、エアコンの機器選定において外せないのが「換気設備」と「地球温暖化による猛暑」の影響です。
コロナ禍以降、多くのオフィスや店舗で換気扇の容量を大きくしたり、数を増やしたりする対策が行われました。しかし、換気量が増えるということは、それだけ「外の暑い空気や冷たい空気」が室内に大量に流れ込んでくることを意味します。そのため、これまでの計算基準が通用しなくなってきているのです。

さらに、近年の異常気象とも言える厳しい猛暑により、エアコンにかかる負荷は年々増大しています。こうした背景から、私たちは「以前と同じ容量だから同じ馬力でOK」とせず、ワンランク上の容量(馬力)をご提案するケースが増えています。

💡 あえて大きめの容量を選ぶことが「省エネ」と「電気代削減」に繋がる理由
「容量を大きくすると電気代が高くなるのでは?」と思われがちですが、実は逆のケースが多いのです。ギリギリの馬力で猛暑日にエアコンを運転させると、設定温度に達するまで常に100%のフルパワー(過負荷状態)で動き続けるため、電気代が跳ね上がってしまいます。
最初から少し余裕を持った大きめの容量を選んでおくことで、エアコンが「余力を残した効率の良い運転(省エネ運転)」を行えるようになり、結果的に月々の電気代を抑え、機器自体の寿命を延ばすこと(負担軽減)にも繋がります。

適切な馬力を見極めるには、単に部屋の広さだけでなく、「その空間でどれだけの熱が発生し、どれだけの換気が行われ、外気温にどう左右されるか(負荷計算)」をプロの目で総合的に判断することが欠かせません。
株式会社エイティーズでは、事前の現地調査にて、お部屋の構造や用途、換気設備の状況まで細かく確認し、お客様の環境に最適な「将来を見据えた過不足のない最適な馬力」をご提案しております。馬力選びでお悩みの際は、ぜひお気軽にご相談ください。


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