【ハウジングエアコン】愛知県名古屋市S様 GHPエアコンからマルチエアコンへの入れ替え工事 

工事実績

愛知県名古屋市で戸建て住宅にある、GHPエアコンの更新工事に行ってきました。

まず、GHPエアコンとはあまり聞きなれないエアコンだと思うので簡単に説明すると、ガスの力を使って動かすエアコン、というイメージです。

通常よく目にするエアコンは、電気で動かすタイプのエアコンになりますが、違いとして、エアコンの心臓部とも言える室外ユニット内の圧縮機を、電気モーターで動かすかガスエンジンで動かすかという点だけになります。

それならなぜ、わざわざGHPエアコンにするのか?ですが、まずメリットとして電気容量が少なく済むことが挙げられます。例えば、新規で設置する際にエアコン用の電気を確保しなければなりませんが、電気容量にも使用できる限度があり、それを超えて使用することはできません。

せっかくエアコンを設置したくても、肝心な電気容量が足りないことには付けられず、そんな時にGHPエアコンがあると、電気容量が足りなくても、大部分をガスの力を使って動かすので電気使用量は僅かで済むため、電気容量を増やさなくてもGHPエアコンであれば設置可能、と言ったことが実現可能となります。

但し、デメリットもあり、例えばGHPエアコンにはエンジンが組み込まれているので、通常のエアコンに比べ、メンテナンスをしっかりと行う必要があります。

GHPエアコンのメンテナンスができる業者さんと契約をし、定期的な点検や消耗品の取替など義務ではありませんが、自動車と同じように定期的なメンテナンスをしないと突発的な故障にも繋がってしまうので、メンテナンス費というランニングコストがかかってしまいます。

また、通常のエアコンに比べ取り扱い品数が多くないので、選択の自由といった部分も制限がされてしまうので、そういった点もデメリットとして挙げられます。

なので、こういった事情からこれまでGHPエアコンを使用していたが、故障や経年劣化による更新時にはGHPエアコンを止めて、通常の電気式のエアコンに買い換えをされる方が多くいらっしゃいます。

今回、ご相談頂いたS様も同様の理由と家電量販店さんに相談しても断られてしまったとの理由から、エイティーズにお問い合わせを頂きました。

だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、ここから工事の状況をお伝えしていきます!

こちらが、更新前の室外機になります。大きさも大きいですが、重さが200kg以上ありますので運搬が大変です。

たくさんの冷媒配管とガス管が繋がっていますね。こちらは1台の室外機で、4台の室内機を動かしているタイプのマルチエアコンになります。

GHPエアコンでさらにマルチエアコン。もう複雑すぎてよく分からない、と言われる方も多いです。

こちらは室内機になります。壁掛形のエアコンで、お掃除機能が付いていないスタンダードモデルのエアコンでした。

こちらは、天井カセット形のエアコンになります。天井の中に埋め込まれている、言わばビルトインコンロのエアコン版といったイメージになります。

パネルを外すとエアコン本体が出てきます。冷媒配管や排水用の管も繋がっていますね。個の天井内にきちんと収まるエアコンを選定し、設置台数や設置状況を確認してご提案をしました。

GHPエアコンを止め、電気式(EHPと言います)エアコンに交換する内容でご依頼を頂き、室内機を新しいエアコンに交換しました。一見してみると、交換前と交換後のエアコンに変わりはないように見えると思いますが、ちゃんと変わっています。(笑)

こちらは分かりやすいですね。真っ白な本体のエアコンに変わりましたし、Panasonicの刻印も見えますね。

こちらが室外機になります。かなり小さくコンパクトになりました!通常のエアコンに比べると大きい方の室外機になるのですが、前の室外機が大き過ぎて、かなり小さく見えますね。これで圧迫感も無くなりますし、およそ20年前からの更新となりましたので、電気代も安くなると思います。

また、これまではガス代もかかっていたのが、ガス代がかからなくなったのでランニングコストもかなり削減できるかと思います。

【今回のエアコン】

・既設エアコン情報:ヤマハガスヒートポンプエアコン YCHJ80、YEHJ40HCM-B、YEHJ28K-B(2台)、1台不明(更新しない)

・更新エアコン情報:Panasonic CU-3M682C2、CS-MB402CC2、CS-M282C2-W、CS-M222C2-W

【このメーカーを提案した理由や、工事でこだわったこと】

更新前のエアコンはヤマハガス製で、ナショナル製品のOEM商品とのことから、Panasonic製を選定しました。また、調査時のヒアリング内容から1台は不要との事から、更新機は3部屋のみでご提案致しました。

【エアコンのメンテナンスアドバイス】

パネル表面のふき掃除ができる範囲でタオル等での清掃を行って頂き、フィルター清掃を定期的に行って頂ければと思います。

フィルターは、本体より取り外して頂き、掃除機でホコリを取り除いたり、中性洗剤を使用して水洗いが効果的です。

水洗いした場合は、十分に乾燥させてからエアコン本体への取り付けをお願いいたします。
エアコンは高所に設置してありますので、脚立を使用してになるかと思いますが、もしご不安なようであれば弊社スタッフが伺いますので、お気軽にご相談下さい。

アフターサービスとしまして、クリーニングや修理などのメンテナンスも行っておりますので、エアコンでお困りの際はいつでもお気軽にご連絡下さい!

以上となります。ご依頼頂きまして、誠にありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました